2008年11月06日

国際セミナー婦人科

11月の1日から4日までの間、JOPA主催の
「産科、小児とオステオパシー」
を受講してきました。
講師の先生はフィリップ・ドゥリュエルDo
Philippe Druelle D.O.

妊婦と小児の早期施術によって、成人したときのよりよい健康を保証することができることを目的とするセミナーでした。
以下に紹介文を抜粋して載せます。



コースの目的:
 妊婦と小児を診断し、施術するための最高の手段を提供します。参加者は、痛みを和らげ、妊娠の諸段階および難産や子宮内圧迫の結果として小児に生じることのある問題に関連するさまざまな障害に対処するための簡単できわめて効果的な道具を手に入れることができるでしょう。


実際に4日間に渡っての講義内容は

パワーポイント用いたプレゼンテーション:安産とは何か?
 このプレゼンテーションでは、解剖図や生理学のイラストを用いて、オステオパシーがどのようにして妊婦の苦痛を軽減し、難産、痛み、逆子などの不正位置を予防する具体的な解決策をもたらすことができるかを紹介します。ほかにもいくつかのテーマを扱います:脊椎や子宮の痛みを回避する方法、血管運動、交感神経系と副交感神経系、などのテーマ

・アンドリュー・テイラー・スティルによる出産のダイナミズムおよび注意点
・骨盤と脊柱の健全性の重要性、妊婦に対する技術
・体外からの子宮、卵巣、卵管、子宮峡部および頸部の診断と処置
・力学的子宮とMRPの自然運動の正常性についての説明と不正位置の説明。診断と処置。
・骨盤と脊柱の外傷力を中和するための相互平衡における小反跳によるソフトな筋膜および骨関節施術
・妊娠の3段階、およびそれぞれの段階に応じた適切な処置
・産後の鬱における後部膜と仙骨の重要性と処置(サザーランド、スクーリィ)
・オステオパシーによる出産準備。子宮無力症の回避。
・帝王切開の危険を最小にする方法。恥骨基底部の施術と3つの隔膜の相乗作用
・機械的原因によって不妊症になった婦人の苦痛緩和法。
・妊娠前の婦人の一般的施術;子宮峡部の損傷、ねじれと転位を中心として



など解剖を中心とした濃い内容に改めて解剖の重要性を再認識した次第です。
フィリップ先生の講義はとても楽しく最後まで集中して受講することが出来ました。感謝の至りです。
また主催者、スタッフの方々、モデルさんに対しても感謝申し上げます。

もっともっとレベルアップをしなければ!パンチ
posted by nakano at 00:13| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
明石市中崎に住んでいます。
往診に来ていただけますか?
もし来ていただけるなら、値段はいくらですか?
Posted by 角谷 智子 at 2010年11月17日 21:52
角谷さん、はじめまして。
返事が送れたことすいません。
一月以上まったくチェックしていませんでした。今後は注意してチェックします。
中崎町は当院からお近くですが、来院出来ない
なにか理由があるのでしょうか?
差し支えなければメールの方にて返信ください。
お待ちしております。
Posted by nakano at 2010年12月22日 12:07
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック