その中で特に顕著な例を一つ。
30代 女性
4日前から突然右肘に痛みを感じる。
特別負担を掛けた様な事は何もしていないそうです。
当日は様子を見ていたが次日に痛みが増す。
4日目の朝にどうしても治まらないので来院予約。
以前に来院の経験があるので病院での検査には
行ずに来院されました。
全身のバランスをチェックして患部肘の左右差を調べる。
脊柱のブロックを解放した後に
仰臥位で内臓系をチェックして解放。
患部の肘のバランスを整えるが、3割減といった所。
表情がしぶいです。
頭部と肩、胸郭を傾聴すると
肩から肘へいたるラインの動脈にブロックがあり。
その中で最も強いブロックを抑制バランスで探して
その動脈に対して施術した直後に解放を感じましたので
私 「肘を確認して下さい」
クライアント「!痛くない!」
かなりの痛みは消失していました。
顕著に動脈の影響による症状が出ていた例です。
A.T.Stillの言葉を紹介します。
「動脈血は、全ての神経、靭帯、筋肉、皮膚、骨、
そして動脈自身に栄養を供給するものである。
全ての病気は、動脈流における異常を伴う。
病気もしくは体の変形を治療しようとする人は、
例外なく動脈もしくはその支流における異常を
見つけ出すことになるだろう」