2010年03月22日

首が抜けそうに痛い

50台の男性。
首のヘルニアと診断されて手術も必要かも、
と言われてるそうです。
痛みをこらえながらもお仕事を頑張っておられたところ
首が抜けそうに痛く、寝た状態から起き上がるときに激痛が走る。
右手にシビレ。右肩の張りと肩の運動制限と自発痛み。
そして夜寝ると痛みで目が覚めてしまい、寝不足。
なにより痛みへの恐怖感と表現しましょうか、とにかく
痛くなるのが嫌になったそうです。

オステオパシー評価をしたところ、
右腕は90度しか腕が上りません。左は少しましでした。
腹部にも緊張が見受けられました。

一回目は脊柱と骨盤、胸郭の問題をだして優位に立つ
病変を数箇所解放。
この時点で右肩の自発痛は消失、
腕の可動範囲は5割改善といった状態で終了。二回目の来院時では右手のシビレは消失、
首右の痛みが気になる。肩がまだ痛むとのこと。

右肩に症状を出す制限を探り、右斜裂と縦隔を解放。
肩痛は劇的に緩和しました。
右脇前に緊張が残ってるので、
探ると胃と腹大動脈に病変があり、そこを解放。
緊張はほぼ消失。
右首の痛みを作る制限を探ると気管支にありました。
そこを解放すると首と頭部の境目が気になる様子。
頚椎一番に局所的な制限があったので開放したところ
首も肩もかなり楽になりホッとした様子でした。

此処までくると日常生活はかなり楽になってきます。
様子をみながら次回の施術をしていきます。

我慢を重ねると痛みと症状が重なり合ってより強い痛み
を発して日常も困る結果になります。
痛みの我慢は美徳ではありません。適切な行動をいたしましょう。
posted by nakano at 22:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 症例 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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