2010年06月16日

骨盤腹膜炎

以下はgooヘルスケアより引用

骨盤腹膜炎
骨盤内には前に膀胱、後ろに直腸、その間に子宮・卵管があり、それらの表面は腹膜でおおわれています。この骨盤腹膜に起こった炎症が、骨盤腹膜炎です。

検査と診断
急性期には下腹部の圧痛が認められ、腹壁の筋肉が緊張し硬く触れます(筋性防御(きんせいぼうぎょ))。内診ではダグラス窩(か)(子宮と直腸の間の腹膜腔)に圧痛が認められます。血液検査では、白血球増多、CRP陽性などの急性炎症所見が認められます。
 腹膜炎による滲出液(しんしゅつえき)や膿汁がダグラス窩にたまると、膿瘍(のうよう)を形成します。膿瘍の診断は、経腟(けいちつ)超音波断層法、CT、MRIなどの画像検査により行います。既往歴、症状および検査所見から、診断を行います。

治療
急性期には入院安静とし、強力な抗生剤療法を行います。
卵管瘤膿腫(らんかんりゅうのうしゅ)、卵巣膿瘍(らんそうのうよう)を合併していて、これらが抗生剤療法で効果がない場合、外科的処置が必要になります。
慢性期には、疼痛、排便などの症状に対症療法が行われます。
30代の女性です。
骨盤腹膜炎と診断され通院中。
抗生物質にて投薬治療中です。

古いオステオパシーの文献に「激しい腹膜炎」
に対するアプローチが記されております。
文献には炎症が治まるまで毎日の施術が必要とされます。

初日
まず身体全体の隔膜を評価して制限を開きます。
そして腹壁の緊張を下げるために優しく下腹部を緩めます。

2日目
前日より痛みは3割〜4割は減少してるそうです。
まだまだ辛そうな表情で顔色も良くありません。
隔膜に制限が残っていないか評価して施術。
骨盤のバランス改善のための施術を行い終了。

3日目
側臥位にて脇腹の軟組織の緊張を抑制するアプローチ。
仙骨緊張を抑制。
次いで腹部の膨張を下げます。
恥骨上から腹部に対してポンプ操作、これにより循環を改善を目指します。

4日目
激しい痛みはほぼ無くなりました。お腹が重い感じが残っています。
顔色も良くなり表情に余裕が見られます。
計4日連続の施術となりました。
あとは婦人科に通院しながら施術を続けるそうです。

勿論全ての腹膜炎に当てはまるのではありません。
医療機関にて診断の結果、入院は必要なく、外科的処置も必要ない場合に限ります。
その場合ではオステオパシーマニピュレーション
は良い効果が期待できるでしょう。
posted by nakano at 15:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 症例 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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