2010年08月16日

メカニカルリンクセミナーの中で

先日あったメカニカルリンク国際セミナーの中で
エリック・プラットDoが重要なことを説明していただきました。
皆さんにシェアしたいと思います。

以下は要約した文です。

リコイルそのものは何も成さない、魔法ではない。
特殊な効果があるわけではない。病変ブロックをリリースすることが出来る。
第一病変がリコイルで治る。患者にはプラスの効果が出る。
リコイルが原因ではなく、リリースによって病変が治る結果。
スティルの言う「原因を治療せよ」に通じる。
「こおいう効果があるからこのテクニックを使いなさい」とはスティルは一切言っていない。
「このテクニックをやると効果がある」とはオステオパシーではない。
治療のレシピを言う人は要注意。オステオパシーのコンセプトではない。
原因を探すのがオステオパシーである。コンセプトの為に使うのがテクニックである。
大切なのは、、、
診断である。
皆さんの診断が正しければオステオパシー病変を治療するテクニックを使う。リコイル以外にもある。
まず原因は何か?を見つけてリリースするのがオステオパシーのコンセプトだ。
治療のプロトコルはあってはいけないと思う。
診断のプロトコルはあって良い。
私の診断が出たら何をすべきか判る。
レシピは要注意。治療のプロトコルは要注意。
効果を否定するのではないが原因をリリースしなければ効果は長続きしない。オステオパシーのコンセプトはもっと深い。つまり原因は何か?を
診断という行為により原因を見つける。
テクニックを捨てるのはかなり辛い。
ただテクニックだけでは限界がある。
オステオパシーのコンセプトとは相容れない。
このことが判ればかなり進歩する。
小さなテクニックは捨てましょう。


上記がエリック・プラットDoの説明です。
理解できる方にとってはかなり重要な内容でしょう。
是非、参考にして下さい。
posted by nakano at 11:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 症例 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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