2010年10月01日

てんかん(癲癇)の発作

久々に症例を報告します。
自分にとっては新しい分野の症例です。

メカニカルリンク動脈と自律神経のセミナーを受講して
まとめも終わり、自然な流れでテストできるように慣れたころでした。
30代の女性で全身のだるさ、首痛、肩こりが主訴で来院されました。
既に数回の施術を受けた女性は「実は癲癇の発作を月に2回くらい起す」
との相談を受けました。

既に自律神経をまとめていましたので、手技は理解している状況でした。
講師のエリックDoは「癲癇の発作に有効です」
とセミナーで説明が有りましたので私は
「では今までアプローチしていない構造に対して施術します」
とメカニカルリンクの概要を説明しながらリンクを施しました。
手順はリンクの流れにのって、
脊柱、胸郭、四肢、骨内力線、頭蓋、内臓
そして新しいユニットである動脈と自律神経系です。
幾つかの優位病変をみつけて抑制バランス。
そしてリコイル。


特に自律神経系にある病変は全てのブロックをリコイルしました。
エリックは「全ての病変に介入する」と述べていましたので
自律神経系のブロックに対しての施術です。

1月後に再来院された時には「今月は一度も発作は起きませんでした」るんるん
2月後の来院時も「発作はあれから起きていない」ぴかぴか(新しい)
とのこと。
女性はこの発作の為に10年以上は苦しんでいましたので
とても満足されている様子でした。

私も改めてメカニカルリンクのシステムの素晴らしさに
気付いた次第です。
来年の皮膚と末梢神経も楽しみです。
posted by nakano at 15:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 症例 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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