2011年07月06日

靭帯性関節ストレイン

最近勉強が忙しくて更新が滞っていました。
久々の内容は最近好んで用いている靭帯性関節ストレインを紹介します。

靭帯性関節ストレインとは
DrスティルとDrサザーランドの研究の恩恵と共に
スティルの原理を応用した頭部より下位の身体の様々な
部位を治療するより容易で使い易く効果的なテクニックです。
人体を単にその合計の部分としてではなく、
全体として考察する方法論を学びます。
その教えは1963年にロリン・ベッカーとジョン・ハラカルにより創設された
ダラス・オステオパシー協会に受け継がれ現在コンラッド・スピース会長
の元さらに進化を続けています。

治療の原理は
まず自由化。
機能障害部が動ける様になるまで関節や筋膜を圧迫か減圧します。
ついで誇張。
機能障害部を受傷した方向にもって行き、バランス点や静止点が見つかるまで動かす。
そしてバランス。
リリースが起こるまでバランス点や静止点に保持します。

以上を簡潔に述べたDrスティルの言葉に
「身体のどこが機能障害を起しているのかを見つけ、
     そしてそれをノーマルにもって行きなさい。」

上記の原理に基づいて施術が行われていきます。手順は「カギとなる障害」
を最初に開放します。
そしてその後、足の方から下から上へと施術を進めていきます。

またボウストリングといって
頭蓋から骨盤、そして足底までを繋いでいる
前方の筋膜などを弓の弦(ストリング)に例え
ボウストリングと呼びます。
ボウストリングがストレインを起すと
弦を引く弓が曲がる様に背中が曲がった状態になってしまいます。

それらを開放することで身体の前後のバランスの維持、
隔膜の動きの調整、
隔膜を協調させるのに役立ちます。
ベッカーDoは
「背部のみならず、前部も治療しなければならない、
さもないと背部の治療が持続しない」
と述べられています。

一連の流れの施術を丁寧に行うと
身体の各症状は驚くほど改善していきます。
オステオパシーは奥が深く永遠に学び続けなければ
ならないと日々実感しております。
posted by nakano at 21:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康  | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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