クライアントは高校1年生、昨年の年末から腰が痛み出したそうです。
整形外科にて腰椎4/5間の後方のヘルニアと診断。
牽引による治療を受けていたのですが徐々に悪化。
今年に入ってからズキズキと疼きだして、立ってるのも
座ってるのも辛くなり、学校を休むまでに至って
当院への来院となりました。
上体の可動制限もきつく、右への可動は半分以下、
腕、首の可動制限も見受けられます。
主な主訴は腰椎に疼痛、左足の痺れ。
本人の表情も痛みで辛そうです。
同伴したお母さんは心配に説明を続けておられました。
座った姿勢が辛いので仰臥位にてオステオパシーの評価をします。
右足に捻挫の後の固着、
左側の仙腸関節に制限、
腰椎の4番の椎間板、
腰椎1.2.3.4の関節のロック、などでした。
施術手順として
まず右足の足根骨の固着を解放。
次いで左仙腸関節をバランスにて解放。
この時点で仰臥位の痛みは軽減。
さらに腰椎椎間関節をそれぞれ解放して
最後に椎間板をリリースして終了。
一回目で痛みは10から3に軽減、
可動痛も改善し、左足の痺れも消失。
この時のお母さんは驚きとうれしさで
半泣きと笑顔が混ざったような表情でした。
私もつられる様に嬉しくなった次第です。
続けて来週も継続しての施術のため予約されて帰途につきました。
この様な激しい痛みを伴う症状ほどオステオパシーは非常に優しく
でもパワフルに効果を出します。
オステオパシーを学んできて良かったと今更ながら実感しました。
明石オステオパシー 中野整体院
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