
今回は生理痛の症例に入る前に予備知識を説明いたします。

大概は腰痛で訪れるのですが、
クライアント(来院者)に
「便通、月経、骨盤痛」に関する質問が必要です。
また怪我、事故などはしていないかその既往歴は?
と情報を集めます。

そこで「生理痛」を訴える場合、
「いつの頃から?毎回どれくらいの期間?どのように痛む?」
を投げかけるのです。
また反射点を検査することも大切ですね。
(反射点は機会があればいつかね)
内臓痛の特徴とメカニズムを簡単に説明すると、、、
内臓痛は内臓求心性インパルスがその臓器に対する
遠心性交感神経と同じ経路を用いて脊髄に戻るのです。
この痛みは曖昧な鈍痛性の深在痛で、(はっきりしない)
局在性に乏しく腹中心部に生じる傾向がある。
子宮に関すれば、
子宮頚部拡張による痛みは骨盤内臓神経経路
(S2〜4由来の副交感神経)
に従う内臓求心性によって仙骨後部に痛みを発します。
背部および腹部の痛みおよび機能障害が必ずしも
症状発現部位から生じてるわけではないことを示す一例ですね。

今日もいい勉強できましたか?
続きは後日ε=ε=ε=ε= (ノ ̄▽ ̄)ノ
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