2009年09月18日

セミナー受講の意義

最近は毎月2〜3回はセミナー研修を受講しています。
今月は8日セミナーに参加です。

セミナーを受講するに当たり目標設定が必要です。

骨指標は正確に触診できてるのか?
自分が普段使っている手技の精度はいかほどか?
リリース感覚はこれで合っているのか?
自分は今いったいどれくらいに正確に情報を受け取っているのか?

要するにどれくらい正確にクライアントさんの状態を
鑑別診断できているのか?それが合っているのか?

これを知るにはセミナーに参加して評価してもらうのが一番の早道です。
ゴールはありません、ただ進むのみ。
今週も国際セミナーメカニカルリンク内臓を受講しに行ってきます。

講師:創始者 ポール・ショフールD.O., MRO(F)
以下はセミナー紹介文です。

このコースでは、腹部と胸部の各器官に対する検査・治療・臨床的考察を学びます。
生殖器も含みますが、外的アプローチによって診察するので、膣や直腸を直接触診することはありません。
また、妊娠中の患者に対しどのように治療するかも学びます。
コースのうち一日は、脊柱・骨内力線・頭蓋の復習と実習にあてられます。
(幾つかの新しい、非常に興味深い検査を含みます!)



以上が紹介です、楽しみにしております。

日本はかつて職人大国でした。
私も職人としての姿勢をぶれる事無く
更なる昇華を目指します。

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posted by nakano at 02:19| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月14日

不安神経症&パニック障害

30代のクライアントさんです。
表情に不安の色が出ています。
病院にも通院中です。

数年前から発症して何とか職場も復帰されました。
しかし投薬の量を減らすとどうしても
症状が不安定になり、
それにより「不安が強まる」
といった状態で悩まれての来院です。

細かく症状を聞いて見ると
両手の震え
顔のほてり
全身の疲労感
肩、首の痛みとだるさ
頭痛
内臓の疲れ
etc

と多岐にわたってありました。

オステオパシーにはシステマチックな
検査プロトコルがあり
それに沿って診て行きます。続きを読む
posted by nakano at 00:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 症例 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月05日

歯が浮いて痛い

最近は勉強が忙しくて更新も滞ったまんまです。
9月にはメカニカルリンク内臓の国際セミナーもあるし、、、
何とか自分の流れに持っていかないと
逆に流されそうな〜バッド(下向き矢印)

気を取り直して、、
久々に症例報告です。パンチ
60代の方、女性。
「健康の為と楽になるから」とだいたい月一で来院されてます。

今回は「首の痛みと腕を後に回すと痛くて」
いつもの感じで身体をオステオパシー的に評価してみると

肋軟骨結合に制限が見つかりました。
3本ほどブロックされているので
張力を用いて解放。

腰椎の1番5番にも制限を認めたのでリリース。
後は伏臥位で椎骨の反応が消えるまでリリースを行い、、、
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posted by nakano at 22:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 症例 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月06日

我々の仕事

GOTセミナーで講義された内容の一部を交えながら紹介します。

治療を実際に適応するにあたり、
どの様に手順を経ていくかを説明すると、

一番目に構造を調整

二番目に機能の調節

三番目は内臓器の環境に対しての調節

これはオステオパシーにとり非常に重要な点になる。
20世紀初期にヨーロッパにオステオパシーを伝えたイギリスの
J.M. Littlejohn は以下の様に述べている
「身体的病変、その他の怪我と同様に重要であると認識している」

リトルジョンもオステオパスも出来るだけクライアントの身体は
生態学的に診ていかなければならない。
身体的なインバランスだけでなく、環境とのバランス、
食品も食事も大事。
それから環境と我々との関係も重要。
クライアントが一つの所で住んでいてその場でバランスが
取れていたとしても完全に健康かは解らない。
環境は物理的、心理的環境、精神的環境もある。
全てを診ていかなければならない。

そうなると中々難しい仕事である。
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posted by nakano at 22:46| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月27日

婦人科系と股関節を学ぶ&生理痛と冷え

生理痛・お腹の冷えで困っている女性は結構多いのではないでしょうか?
骨盤周りも鬱血してるのもよく観られます。
それに関与するポイントは
足首、膝、股関節、腓骨、、、等があげられます。

股関節は生態力学的に観ると、上行と下降の力が交差してるポイントなんです。
実際の経路を見ると上に行く骨梁ラインと下に行く骨梁ラインが見られ
システムの中を見ると力が互いにクロスして流れているのが理解できます。
これは重力という圧力に対応する形で機能してるからです。

また股関節は内臓機能にも大きく関与します。
歩行時の動きが重要ですが、内臓の可動性や運動に影響するのです。
膝も重力の交差するポイントとして影響は大きいです。
症状が進むと婦人科系の疾患や
骨盤内内蔵器の機能も悪化する場合もありえます。

歩行も正常な運動を阻害されるので
痛み、だるさ、痺れ、、、等色々な症状があります。

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posted by nakano at 02:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 症例 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする